
今回の課題曲はブラジルのラテン・オーケストラを選曲させていただきました。オーケストラと言いましても、クラシック音楽のオーケストラとは編成が違い、木管7人、金官5人、コントラバス2人、パーカッション4人、女性コーラス4人、ピアノ1人、ビブラフォン1人の編成です。
アルバム名 ORIN (オリン)
演奏者 ORQUESTRA AFROSINFONICA (オルケストラ・アフロシンフォニカ)
曲名 Maracatu do Congo (マラカトゥ・ド・コンゴ)
https://www.youtube.com/watch?v=zKqbpeX0NdE
このアルバムはレンジの広さと、尚且つクリアーで分解能の高い低音が要求されます。
両立できていない場合、声は録音されている本来の「太く朗々と歌い上げる」
ことが実現できなく、全ての楽器の位置や録音現場の空間が再現されなくなってしまい
ラテン・オーケストラらしさが実現できません。
特に男性ボーカルは「お腹から声を出す」イメージですが、想像以上に太い声で歌い上げています。この男性ボーカルを太くクリアーに歌わせることができると、低音楽器の
分解能も自然と表現されてくると思います。