エナジーボックスコース課題曲
演奏者 SARAH ALAINN (サラ・オレイン)
アルバム名 One
課題曲名
1曲目 ディーバ・ダンス
2曲目 ひこうき雲
サラ・オレインさん(スコットランド・ゲール語: Sarah Àlainn[注 1]、1986年10月8日 – )は、オーストラリア出身のヴォーカリスト・ヴァイオリニスト・作曲家・作詞家・翻訳家・コピーライター。(Wikipediaより)
今回は、サラ・オレインさんの最新アルバムOneより2曲を選曲いたしました。
課題曲:1
ディーバ・ダンスは熱気あふれる激しいリズムにのせて、3オクターブを超える声域を使いアカペラで情熱的に歌いあげています。
審査ポイント
1)演奏のタイトでクリアーな再現性と低音高音を縦横無尽に移り変わる声の質感の表現。
2)特に低い声を『太くクリアーに鳴らす』というオーディオ的に相反するむずかしい要素の達成。
課題曲:2
同アルバムから荒井由実(松任谷由美)さんの「ひこうき雲」を選曲。
審査ポイント
この曲は、弊社energyboxコース課題曲としては、初めてとなる中音域と低音域の音量バランス、中低域の情報量の正しさとボーカルの抜けの良さが審査基準です。
<アドバイス>
現在の調整のままで一度試聴してください。ほとんどの方のシステムでは低い声にまとわりつくホール・トーンの響きが曖昧でありダブついた低音であることに課題点が見つかると思います。このホール・トーンと声のバランスが正しくなるように、MIDとSWのクロス周波数とゲインボリュームを録音現場の空間が想像できるようになるところまで調整してください。
『ボーカルの抜けが悪く鼻が詰まったように聴こえる』ようにボーカルの抜けの悪さが気になる場合、EQで調整する前にスコーカーとTW(又はMIDとTW)のクロス周波数とゲインを見直してください。
今回の2曲の課題曲は『より多くの音楽情報をできるだけ正しいバランスで聴こえている』ことを審査するために選択しました。
課題曲が皆さまの心に響くように聴こえた時、普段聴かれている全ての楽曲に新たな命が吹き込まれているはずです。